• 静岡県駿東郡長泉町中土狩366-1
  • 診療科目内科・呼吸器内科・アレルギー科

呼吸器内科

呼吸器内科でよく見受けられる疾患

喘息(ぜんそく)

一般的に喘息という場合、気管支喘息を意味することが多いです。この場合はアレルゲン(アレルギーとなる原因物質)が原因となって、気道に炎症が起き、それによって気道そのものが狭窄して、少しの刺激でも喘息発作が起きている状態を言います。

アレルゲンについては、ダニやハウスダストがよく挙げられますが、ペットの毛、食べ物などのケースもあります。このような状態になっているところに気道感染、喫煙、ストレス、激しい運動、気候の寒暖差などが加わることによって、息切れ、咳、喘鳴(ヒューヒュー、ゼーゼー などの呼吸音)などの症状が現れるようになります。

治療について

喘息の治療の目的は、「健康な人と変わらない日常生活を送ることができる」ことです。治療薬は主に2つあり、発作をしずめる「発作治療薬」と、発作がおこらないようにする「長期管理薬(コントローラー)」があります。喘息治療では、「長期管理薬」を毎日継続し、発作がおこらないように予防することが大切です。長期管理薬の基本は、抗炎症薬である吸入ステロイド薬であり、その他に、気管支拡張薬である長時間作用性吸入β2刺激薬、長時間作用性吸入抗コリン薬、ロイコトリエン受容体拮抗薬などがあります。発作治療薬では、短時間作用性吸入β2刺激薬が使われます。こうした薬剤を複数組み合わせて治療してもコントールできない「重症喘息」に対しては、生物学的製剤が有効なことがあります。

肺気腫(COPD)

慢性的な肺の炎症によって肺胞(気管支の末端にある小さな袋状の組織)が破壊されてしまった状態を肺気腫と言います。原因としては喫煙、大気汚染、化学物質などが挙げられますが、その9割近くが喫煙と言われています。

発症のメカニズムですが、例えば喫煙によって肺が炎症を繰り返してしまうと、肺胞壁が破壊されるようになるのですが、そうなると肺胞は大きな袋のようになります。このような状態は肺をスカスカにさせてしまい、同時に呼吸機能も低下していきます。これによって、身体を少し動かしただけでも息切れをするようになります。また肺気腫の患者さまは、気管支炎を発症しやすいので、その症状として咳・痰、喘鳴(ゼーゼー、ヒューヒューなどの呼吸音が聞こえる)が現れるようになるほか、症状が長引くと体重が減ってしまう方もいます。

治療について

治療を行う場合ですが、肺胞は一度破壊されてしまうと元に戻すことはできません。したがって、その目的は病状の進行を防ぐことになります。その方法ですが、喫煙者の方は原則として禁煙となります。これに併行して薬物療法も行っていきます。具体的には、気管を拡張させて呼吸をしやすくする気管支拡張薬や去痰薬(痰が切れやすくなる)を使用していきますが、急激に呼吸の状態が悪化したということであれば、ステロイド薬を用います。また医師が必要と判断すれば、呼吸リハビリテーションや在宅酸素療法も行われます。

睡眠時無呼吸症候群(SAS)

睡眠中に無呼吸または低呼吸状態に陥っている場合を睡眠時無呼吸症候群と言い、英語名が「Sleep Apnea Syndrome」であることから、頭文字をとってSAS(サス)と呼ばれることもあります。なお、SASの定義ですが、これは睡眠時1時間あたりで、10秒以上の呼吸停止もしくは低呼吸状態(換気量50%以下)が5回以上ある場合としています。

なおSASを発症している患者さまが、睡眠中に無呼吸や低呼吸状態を自覚することは、少ないです。ただ、このような酸欠状態になってしまうと熟睡することが困難で、眠りが浅くなってしまうことから、睡眠時間を十分にとったつもりでも、日中の活動時に強い眠気に襲われる、集中力の低下、疲れがなかなかとれない、頭痛などの症状がみられます。睡眠時では、いびき、中途覚醒、眠れないといった症状もみられます。

ちなみに睡眠時の酸欠状態は、脳や心臓などの臓器に大きな負荷がかかりやすいです。そのため、SASを発症していない方と比較すると、脳血管障害(脳梗塞、脳出血、くも膜下出血)は約3.3倍、高血圧は約1.4~2.8倍、糖尿病は約1.6倍にまで発症リスクが上昇すると言われています。

発症原因については主に2つあるとされています。そのひとつが閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSA)です。OSAは全SAS患者さまの9割近くを占めるとされるもので、これは喉近くの気道が何かしらの原因で塞がることで、睡眠時に無呼吸や低呼吸状態になるというものです。その原因としては、首の周囲にある脂肪によるもの(いわゆる肥満)、舌の肥大化、扁桃もしくは口蓋垂(のどちんこ)が大きい、顎がもともと小さいといったことが挙げられます。また、もうひとつの原因は中枢性睡眠時無呼吸症候群(CSA)です。この場合は、呼吸命令が脳より下されないことで起きるとされ、脳血管障害(脳梗塞、脳出血、くも膜下出血)や心不全がきっかけとなり引き起こされるものなので、気道は閉塞されていません。したがって、いびきなどの症状が出ることはありません。

治療について

治療に関してですが、SASを発症している原因がCSA(中枢性睡眠時無呼吸症候群)であれば、原疾患の治療が優先的に行われるようになります。またOSA(閉塞性睡眠時無呼吸症候群)であれば、睡眠中に気道が閉塞しないための治療法を行っていきます。

なおOSAによるSASを解消したい場合、その大半は人工呼吸器装置(CPAP)を用います。これは同装置に付いている鼻マスクを装着して眠るという方法になります。同マスクから圧の加わった空気が送られることで、睡眠時に閉塞状態になっていた喉付近の気道をこじ開け、無呼吸や低呼吸状態が解消されます。そのため、鼻呼吸での睡眠がスムーズになって、いびきや熟睡感がないといった症状が改善されるようになります。なお、肥満の方はCPAPでの治療以外にも減量に努めるなどの生活習慣の改善も併行して行っていきます。

なお、OSAによるSASの症状が軽度なら、患者さまご自身のマウスピースを作成し、それを装着し続けることで改善されるケースもあります。

スマイリークリニック
診療内容
内科・呼吸器内科・アレルギー科
院長名
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住所
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