• 静岡県駿東郡長泉町中土狩366-1
  • 診療科目内科・呼吸器内科・アレルギー科

高血圧症

高血圧とは

高血圧のイメージ画像

心臓から送り出された血液が、動脈の内壁を押す力のことを「血圧」といいます。心臓が収縮し、押す力が最も強くなった状態での血圧が、最高血圧(収縮期血圧)、心臓が拡張し、押す力が最も弱くなった状態での血圧が、最低血圧(拡張期血圧)となります。

この血圧が、外来時に同条件で繰り返し測定した際、最高血圧が140mmHg以上、最低血圧が90mmHg以上の場合、「高血圧」と診断されます。高血圧の状態が続くと、血管が傷つけられ、動脈硬化を引き起こし、重篤な心疾患や脳疾患の誘因ともなります。

高血圧の症状

高血圧自体は自覚症状がほとんどないため、当初は気づきにくく、また健診などで指摘されても放置してしまう患者さまも多いようです。しかし高血圧が続くと、血管は常に張り詰めた状態となり、次第に厚く、硬くなっていき、いわゆる「動脈硬化」となります。その結果、血管の内径が狭くなり、さらに血圧が上がるという悪循環になります。

また血管は硬くなって弾力がなくなることにより、傷つきやすくなります。できた傷にコレステロールなどのプラーク(垢)が付着すると、さらに血管にダメージが与えられます。そうした動脈硬化の状態は、放置していると全身の大小様々な血管で進行します。動脈硬化が進行すると、血管が詰まったり、もろくなって破れたりする危険性が高まり、脳血管障害(脳梗塞、脳出血、くも膜下出血)、虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞)、さらには大動脈瘤や腎硬化症、眼底出血による視力低下など、様々な疾患が引き起こされることになります。また、高血圧が続くと心臓がオーバーワークになり、心臓の壁が厚くなって心肥大が起こり、心不全の原因にもなります。

高血圧の原因

高血圧はその原因により、「二次性高血圧」と「本態性高血圧」とに分けられます。「二次性高血圧」とは、腎臓の病気など、他のはっきりとした病気が原因で、血圧をコントロールするホルモンのバランスが崩れるなどし、血圧が上昇するもので、原発性アルドステロン症、腎実質性高血圧症などの原因となる疾患があります。また薬の副作用などが原因の高血圧も「二次性高血圧」と呼ばれます。

一方「本態性高血圧」は、原因はまだよくわかっていませんが、遺伝的要因や好ましくない生活習慣によって引き起こされる高血圧と考えられているものです。高血圧の方の約90%が、「本態性高血圧」であるとされています。

要因となる生活習慣としては、塩分の過剰摂取、肥満、アルコールの過剰摂取、野菜や果物(カリウム等のミネラル)不足、運動不足、喫煙などが挙げられます。さらに精神的ストレス、自律神経の異常なども「本態性高血圧」の原因になりうると考えられています。

高血圧の治療

「二次性高血圧」の治療に関しては、原因となっている疾患の治療、もしくは薬など原因となっているものを遠ざけることで改善が望めます。

「本態性高血圧」の治療に関しては、まず生活習慣、中でも食習慣の改善が重要になります。たとえば塩分を摂り過ぎると、それを薄めるために体内に水分が蓄積し、血液の量が増加、それにより血圧が上昇してしまいます。1日の塩分量は、6g未満に抑えることが推奨されています。さらに過食による肥満も血圧上昇の原因となり、心臓への負担を増大させますので、食習慣の改善や運動習慣を付けることにより、肥満を解消していくことが望まれます。

運動習慣に関しては、肥満の解消はもとより、適度な運動を心がけることにより、血行を良好にし、血圧低下が望めますので、有効な療法と言えるでしょう。ただし、高血圧の重症度や合併症の有無によって、過度な運動が悪影響を及ぼす場合もあります。患者さまそれぞれの運動強度の許容範囲につきましては、受診された際にご相談ください。

この他、喫煙習慣も高血圧を悪化させます。喫煙により、ニコチンの影響で血管が収縮し、一時的に血圧が上がります。さらに血液が“どろどろ”になって凝固しやすくなり、流れも悪くなって動脈硬化を引き起こす原因にもなりますので、ぜひ禁煙することをお勧めします。またアルコールの過剰摂取は血圧を上げてしまいますので、適量にとどめることが大切です。飲酒が原因で血圧が高くなっている場合、飲酒量を減らすとその量に応じて血圧が低下することが知られています。

生活習慣の改善を図っても血圧が下がらない場合や、長期にわたり高血圧が続いてしまっている場合、さらに動脈硬化等による合併症などの危険があり、いち早く血圧を下げなければならない場合には、患者さんそれぞれの状況に合わせて適切な薬物治療により、血圧のコントロールを図ります。

使用する薬剤としては、以下のような種類があります。

カルシウム拮抗薬
血管を広げて血圧を下げる
ACE阻害薬、ARB
血圧を上げる物質の作用を抑える
利尿薬
尿からの塩分排出を促す
β遮断薬
血管を広げ心臓から送り出される血液の量を抑える
スマイリークリニック
診療内容
内科・呼吸器内科・アレルギー科
院長名
前嶋 悦里好(まえじま えりこ)
住所
〒411-0942
静岡県駿東郡長泉町中土狩366-1
TEL
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FAX
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