△高山病外来△

  • 2021.09.07

高山病とは・・・

 高地では、気圧や酸素分圧が下がり、ヒトの体に酸素が充分に行き渡っていない状態(低酸素血症)となります。体はこの高地の環境に順応しようとしますが、うまく順応できなかった場合、頭痛や吐き気、不眠などの症状が出現します。この状態を急性高山病といいます。

高山病が出現する標高目安

 標高2000m~2500m以上 

静岡県周辺の山(例)

富士山(標高3776m):御殿場市 荒川岳(標高3141m):静岡市最北部

天城山(標高1405m):伊豆半島中央部 越前岳(標高1405m):裾野市

高山病外来では・・・

 対象:標高2000m以上の高所への観光、登山、滞在など予定されている方

 登山等の前に、急性高山病についての知識提供や予防方法のアドバイス、必要時、急性高山病の予防薬、治療薬を処方いたします。

主な予防・治療薬

 ・アセタゾラミド(商品名:ダイアモックス):高山病を起こしにくくする

    登山前日朝・夕1/2錠ずつ

 ・アセトアミノフェン(商品名:カロナール):高山病による頭痛時

    1回2錠(1日3回まで)

 ・メトクロプラミド(商品名:プリンペラン):高山病による吐き気

    1回1錠(1日3回まで)

※処方は保険適応外となります

 初回診察料:3500円(お薬代含む)

 2回目以降:3000円

ご興味のある方は、ぜひご相談ください!     (Ns. S)

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