「ぜんそく」とは、どんな病気?

  • 2022.11.30

Q1.喘息とは、どんな病気? 喘息とは、空気の通り道である気道が炎症により狭くなる病気です。咳や痰、息苦しさ、ぜんめい(喘鳴)など、様々な症状を起こします。ぜんめい(喘鳴)とは、喘息の特徴的な症状で、呼吸する時にゼーゼー・ヒューヒューしたりすることを言います。 喘息は、正式には「気管支喘息」と呼ばれ、気管支の病気です。呼吸をする時の空気の通り道を気道と言いますが、その主な場所が気管支です。呼吸した空気は、口や鼻から入り、のどを通り、気管に入ります。気管は10cmくらいの長さで、ちょ...

「過呼吸」になったら?

  • 2022.10.12

10月7日にSBSラジオ【IPPO】の〔情報三枚おろし〕のコーナーで、 「自分や周りの人が過呼吸になったときの対処法」について、お話させて頂きました! その内容を少し変えて、ブログにも掲載致します。 「過呼吸」とはどんな病気? どんな症状があるの? 「過換気症候群」とも呼びますが、不安や緊張などのストレスが原因で、「なんだか息苦しい」と感じ、息を何度も激しく吸ったり吐いたりする状態になることで、自律神経の乱れが関係していると言われています。過剰に呼吸をす...

50歳を過ぎたら、帯状疱疹ワクチン!

  • 2021.10.28

〇帯状疱疹とは 水痘(みずぼうそう)と帯状疱疹は、同じウィルスによる病気です。 水痘が治ってもウィルスは体内に残ります(中年以降の方の90%以上)。 それが何かの拍子に活動を再開すると、帯状疱疹を発症します。 多くの場合、加齢などにより免疫の力が弱まると、帯状疱疹は起こりやすくなるのです。 特に50歳代から発症率が高くなり、80歳までに約3人に1人が帯状疱疹を発症すると言われています。 〇帯状疱疹の症状は 体の片側の一部にピリピリとして痛みがあ...

△高山病外来△

  • 2021.09.07

高山病とは・・・  高地では、気圧や酸素分圧が下がり、ヒトの体に酸素が充分に行き渡っていない状態(低酸素血症)となります。体はこの高地の環境に順応しようとしますが、うまく順応できなかった場合、頭痛や吐き気、不眠などの症状が出現します。この状態を急性高山病といいます。 高山病が出現する標高目安  標高2000m~2500m以上  静岡県周辺の山(例) 富士山(標高3776m):御殿場市 荒川岳(標高3141m):静岡市最北部 天城山(標高1405m):伊豆半島...

“ワキ汗”の治療薬が登場しました!

  • 2021.06.02

2020年11月に、日本初の「原発性腋窩多汗症(げんぱつせいえきかたかんしょう)」の外用剤「エクロック®ゲル5%」が発売されました。 「エクロック®ゲル5%」は、1日1回、適量をワキに塗るタイプの薬であり、“ワキ汗”に悩む患者さんにとっては、待望の治療薬となります。 多汗症(たかんしょう)とは? 多汗症とは、日常生活で困るほど、汗が多くなる病気です。 ワキや手のひら、顔など、体の一部だけの「局所多汗症」と、「全身の多汗症」があります。 何か他の病気や障害が...

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